肺炎球菌とお土産

みなさま、こんにちは!
今日は少し早めに日記を書いています。
小人ちゃんは今日でお教室もおしまい。明日からは夏休みです。いよいよ梅雨が明けたかな?と感じる神戸です。
先日我が家のチビちゃんたちは予防接種に行ってきました!二人とも両腕にプスッと1本ずつ合計2本。小人ちゃんは日本脳炎2回目と肺炎球菌。チビチビはMRと肺炎球菌。そう、レギュラーの予防接種に肺炎球菌をプラスのメニューでした。笑
お子様をお持ちの方は耳にされた事も多いし、もうお子様に接種された方も多いと思います「肺炎球菌」肺炎球菌というのは、子どもの感染症の二大原因のうちのひとつの細菌です。(以下:肺炎球菌.jpより抜粋)http://haienkyukin.jp/index.html
肺炎球菌はまわりを莢膜(きょうまく)というかたい殻におおわれた菌で、人間の免疫が攻撃しにくい構造をしています。なかでも小さい子ども、特に赤ちゃんのうちは、まだこの細菌に対する抵抗力がありません。このため、細菌性髄膜炎など症状の重い病気をおこしたりします。
 肺炎球菌は文字どおり、肺炎の原因になる細菌です。でもそれだけではありません。ほかにも、細菌性髄膜炎、菌血症、中耳炎といった病気をおこします。肺炎球菌というのはじつはそこら中にいる菌で、子どもの多くが鼻の奥や気道に保菌しています。保菌しているだけでは問題ありませんが、残念ながら小さな子どもは肺炎球菌に対する抵抗力をもっていませんので、比較的簡単に肺炎球菌に感染してしまいます。カゼをひくと中耳炎になることがありませんか? これはカゼによって粘膜の抵抗力が落ちると、耳で感染症をおこすためです。
このように、肺炎球菌は、耳で感染症をおこすと「中耳炎」に、肺に入りこんで「肺炎」に、血の中に入りこんで「菌血症」に、脳や脊髄を覆っている髄膜の中に入りこんで「細菌性髄膜炎」を発症します。これらの病気は、もちろんほかの細菌やウイルスが原因でおこることもありますが、肺炎球菌が主要原因であることがほとんどで、菌血症では80%(1番目)、肺炎の場合は30%(1番目)、細菌性髄膜炎では20-30%(2番目)、細菌性の中耳炎の場合は30%(2番目)が肺炎球菌が原因となっています。
子どもの肺炎球菌感染症は、子ども用の肺炎球菌ワクチンで予防できます。子ども用の肺炎球菌ワクチンは2010年現在100カ国近くで取り入れられ、定期接種をしている国では細菌性髄膜炎などの重い感染症の発症率が下がりました。2007年に、WHO(世界保健機関)は子ども用の肺炎球菌ワクチンを世界中で定期接種とするように推奨を出しました。それだけ先進国・発展途上国を問わず各国で肺炎球菌による病気の被害が多いためです。
小さな子どもは肺炎球菌に対して抵抗力をもっていませんが、子ども用の肺炎球菌ワクチンを接種すると抵抗力ができるようになるので、一番この病気にかかりやすい年齢の間、肺炎球菌からお子さんを守ってあげることができます。
何気なくあーそんなワクチンもあるんだー・・・位にしか思っていませんでしたが、小児科で手にしたパンフレット。意外と身近な菌なんだ。と思い少々高いワクチンですがせっかく出たこども手当で接種を決めました。日本は予防接種後進国だな・・と母親になって感じます。あれもこれも予防接種で!とは思いませんが、接種で重病を回避できる、予防できるのであれば接種すべきだと私は思います。
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先日、両親がパリに行ってきました。子供が自立し、両親を送りようやく自分の時間がやってきた!ということでの旅行だったようです。楽しんだようで良かったです。(決して子供たちからのプレゼント旅行とかではない・・・汗)
写真はそのお土産の一部。やっぱりかっこいいルーブルの袋。私にはレペットのバレエシューズ。その昔バレエをしていた私。はやくトゥーシューズを履きたかった私にその昔父親がパリで買ってきてくれたのもレペットのトゥーシューズでした。ちょっと懐かしく、自分が親になった今思えば本当にありがとう!と思えるお土産だったな・・・
なにより、両親が楽しんでパリを過ごしてきたようでよかったです。
ではでは、みなさま今週も良い週末を!

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